橿原市議会 2022-09-01
令和4年9月定例会(第1号) 本文
午前10時08分 開会
5:
◯議長(
細川佳秀君) これより令和4年橿原市議会9月
定例会を開会いたします。
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市長挨拶
6:
◯議長(
細川佳秀君) 市長より招集の挨拶を受けることにいたします。市長。
(市長
亀田忠彦君 登壇)
7:
◯市長(
亀田忠彦君) 開会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。
本日ここに令和4年橿原市議会9月
定例会を招集申し上げましたところ、議員各位におかれましては、何かとお忙しい中ご出席を賜り、誠にありがとうございます。
さて、新型コロナウイルス感染症のいわゆる第7波の急激な感染拡大により、本市におきましても、連日、多数の感染者が報告されています。
一方で、本市におきましても、今年の夏は3年ぶりに政府による行動制限が実施されず、市民生活も少しずつではありますが、以前のような日常を取り戻しつつあります。こうした状況を踏まえ、現在、市民の生命及び暮らしを守るため、高齢者等を中心とした4回目のコロナワクチンの接種等の施策を推進いたしております。今後につきましても、市民の生命を守ることに加え、ウィズコロナに向けた市民生活や地域経済の新たなステージを目指して、国や県との緊密な連携を図り、施策を進めてまいる所存でございますので、議員各位のなお一層のお力添えを賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。
本
定例会におきましては、橿原市職員の育児休業等に関する条例の一部改正についてをはじめとして、令和3年度橿原市一般会計歳入歳出決算認定についてなどの諸議案につきましてご審議をお願いしております。
よろしくご審議賜りますことをお願い申し上げ、開会のご挨拶に代えさせていただきます。よろしくお願いを申し上げます。
8:
◯議長(
細川佳秀君) それでは、これより本日の会議を開きます。
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日程第1 会議録署名議員の指名
9:
◯議長(
細川佳秀君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議規則第80条の規定により、4番、森前美和君、11番、佐藤太郎君、15番、大保由香子君を指名いたします。
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日程第2 会期の決定
10:
◯議長(
細川佳秀君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。本
定例会の会期は本日から9月26日までの25日間といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
11:
◯議長(
細川佳秀君) 異議なしと認めます。よって、本
定例会の会期は本日から9月26日までの25日間と決しました。
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日程第3 議長報告
12:
◯議長(
細川佳秀君) 日程第3、議長報告を行います。
議会事務報告、市長の行政経過報告、令和4年5月・6月・7月分の例月出納検査結果報告、橿原市内建設関連業者に関する要望について、令和4年度子ども達の教育環境整備に係る要望書、国民スポーツ大会における主会場の誘致に向けた要望、橿原市保育所・幼稚園適正配置に関する要望書、以上7件につきましてはご配付申し上げましたとおりでございますので、よろしくご清覧おき願います。
これをもって議長報告を終わります。
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日程第4 文教常任委員会厚生常任委員会連合審査会調査報告
13:
◯議長(
細川佳秀君) 日程第4、文教常任委員会厚生常任委員会連合審査会調査報告を受けることにいたします。文教常任委員長、
今井りか君。
(14番
今井りか君 登壇)
14: ◯14番(
今井りか君) 14番、
今井りかです。
8月8日に、「橿原市保育所・幼稚園の適正配置について」、文教常任委員会厚生常任委員会連合審査会を開催いたしました。
内容につきましては、既にご配付いたしております会議録のとおりですので、ご了承願います。
以上、ご報告申し上げます。
15:
◯議長(
細川佳秀君) ただいまの報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
16:
◯議長(
細川佳秀君) これをもって質疑を終わり、文教常任委員会厚生常任委員会連合審査会調査報告を終わります。
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日程第5 市スポーツ施設の活用及び整備等に関する特別委員会経過報告
17:
◯議長(
細川佳秀君) 日程第5、市スポーツ施設の活用及び整備等に関する特別委員会経過報告を受けることにいたします。市スポーツ施設の活用及び整備等に関する特別委員長、
高橋圭一君。
(18番
高橋圭一君 登壇)
18: ◯18番(
高橋圭一君) 18番、
高橋圭一です。
8月22日に、「奈良県と橿原市の一体的なスポーツ施設の整備について」、市スポーツ施設の活用及び整備等に関する特別委員会を開催いたしました。
内容につきましては、既にご配付いたしております委員会録のとおりですので、ご了承願います。
以上、ご報告申し上げます。
19:
◯議長(
細川佳秀君) ただいまの報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
20:
◯議長(
細川佳秀君) これをもって質疑を終わり、市スポーツ施設の活用及び整備等に関する特別委員会経過報告を終わります。
なお、一般質問の通告は、
文書をもって
発言内容を記載の上、本日午後5時までに提出願います。
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日程第6 議第42号 橿原市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について
21:
◯議長(
細川佳秀君) 日程第6、議第42号、橿原市職員の育児休業等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
議案の朗読を省略いたします。
市長から提案理由の説明を求めます。市長。
(市長
亀田忠彦君 登壇)
22:
◯市長(
亀田忠彦君) 議第42号、橿原市職員の育児休業等に関する条例の一部改正についてでございます。
本件につきましては、地方公務員の育児休業等に関する法律等の改正に伴い、会計年度任用職員等の非常勤職員の育児休業等の取得要件の緩和等に係る措置を講ずるため、所要の改正を行うものでございます。
よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
23:
◯議長(
細川佳秀君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
24:
◯議長(
細川佳秀君) これをもって質疑を終わり、本件は総務常任委員会に付託いたします。
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日程第7 議第43号 橿原市企業版ふるさと納税基金条例の制定について
25:
◯議長(
細川佳秀君) 日程第7、議第43号、橿原市企業版ふるさと納税基金条例の制定についてを議題といたします。
議案の朗読を省略いたします。
市長から提案理由の説明を求めます。市長。
(市長
亀田忠彦君 登壇)
26:
◯市長(
亀田忠彦君) 議第43号、橿原市企業版ふるさと納税基金条例の制定についてでございます。
本件につきましては、地域再生法第5条第4項第2号の規定に基づくまち・ひと・しごと創生寄附活用事業に要する経費の財源に充てるための基金を設置するものでございます。
よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
27:
◯議長(
細川佳秀君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
28:
◯議長(
細川佳秀君) これをもって質疑を終わります。
本件は総務常任委員会に付託いたします。
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日程第8 議第44号 橿原市消防団条例の一部改正について
29:
◯議長(
細川佳秀君) 日程第8、議第44号、橿原市消防団条例の一部改正についてを議題といたします。
議案の朗読を省略いたします。
市長から提案理由の説明を求めます。市長。
(市長
亀田忠彦君 登壇)
30:
◯市長(
亀田忠彦君) 議第44号、橿原市消防団条例の一部改正についてでございます。
本件につきましては、災害が多様化及び激甚化している状況を鑑み、地域防災力の中核として重要な役割を果たしている消防団の士気の向上及び団員数の確保を目的とし、消防団員の処遇の改善を行うものでございます。
よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
31:
◯議長(
細川佳秀君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
32:
◯議長(
細川佳秀君) これをもって質疑を終わります。
本件は総務常任委員会に付託いたします。
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日程第9 議第45号 もりもり食べよう橿原市給食基金条例の制定について
33:
◯議長(
細川佳秀君) 日程第9、議第45号、もりもり食べよう橿原市給食基金条例の制定についてを議題といたします。
議案の朗読を省略いたします。
市長から提案理由の説明を求めます。市長。
(市長
亀田忠彦君 登壇)
34:
◯市長(
亀田忠彦君) 議第45号、もりもり食べよう橿原市給食基金条例の制定についてでございます。
本件につきましては、学校給食賄材料費の高騰に対応するとともに、地場産品の活用を含めた質の高い学校給食の安定的な実施に必要な資金に充てるための基金を設置するものでございます。
よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
35:
◯議長(
細川佳秀君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
36:
◯議長(
細川佳秀君) これをもって質疑を終わります。
本件は文教常任委員会に付託いたします。
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日程第10 議第46号 橿原市手数料徴収条例の一部改正について
37:
◯議長(
細川佳秀君) 日程第10、議第46号、橿原市手数料徴収条例の一部改正についてを議題といたします。
議案の朗読を省略いたします。
市長から提案理由の説明を求めます。市長。
(市長
亀田忠彦君 登壇)
38:
◯市長(
亀田忠彦君) 議第46号、橿原市手数料徴収条例の一部改正についてでございます。
本件につきましては、長期優良住宅の普及の促進に関する法律の一部改正に伴い、建築行為を伴わない既存住宅の長期優良住宅認定制度が創設されるため、所要の改正を行うものでございます。
よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
39:
◯議長(
細川佳秀君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
40:
◯議長(
細川佳秀君) これをもって質疑を終わります。
本件は建設常任委員会に付託いたします。
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日程第11 議第47号 橿原市営住宅条例の一部改正について
41:
◯議長(
細川佳秀君) 日程第11、議第47号、橿原市営住宅条例の一部改正についてを議題といたします。
議案の朗読を省略いたします。
市長から提案理由の説明を求めます。市長。
(市長
亀田忠彦君 登壇)
42:
◯市長(
亀田忠彦君) 議第47号、橿原市営住宅条例の一部改正についてでございます。
本件につきましては、市営住宅の入居に際し、入居条件として納付が必要である敷金に対する減免及び徴収猶予の規定を新たに定めるため、所要の改正を行うものでございます。
よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
43:
◯議長(
細川佳秀君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
44:
◯議長(
細川佳秀君) これをもって質疑を終わります。
本件は建設常任委員会に付託いたします。
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日程第12 議第48号 令和4年度橿原市一般会計補正予算(第3号)について
議第49号 令和4年度橿原市介護保険特別会計補正予算(第1号)につ
いて
45:
◯議長(
細川佳秀君) 日程第12、議第48号及び議第49号の令和4年度補正予算に係る議案2件についてを一括して議題といたします。
議案の朗読を省略いたします。
市長から提案理由の説明を求めます。市長。
(市長
亀田忠彦君 登壇)
46:
◯市長(
亀田忠彦君) 議第48号から議第49号までの2議案につきまして、一括してご説明を申し上げます。
まず、議第48号、令和4年度橿原市一般会計補正予算(第3号)についてご説明申し上げます。
本件につきましては、総額14億7,861万円の増額補正をいたしております。
歳出の主な内容といたしましては、新型コロナウイルス感染症対策を行い、保育・教育を継続的に実施するための保育所・幼稚園管理運営費、小・中学校管理事務費のほか、財政調整基金積立金などの増額をしております。また、令和4年橿原市議会6月
定例会における条例の一部改正に基づき、市議会議員の報酬給与費の減額をいたしております。
これに見合う歳入といたしましては、国庫支出金、県支出金、繰越金などを追加し、歳入歳出の均衡を図ったものでございます。
次に、議第49号、令和4年度橿原市介護保険特別会計補正予算(第1号)につきましてご説明を申し上げます。
本件につきましては、総額3億2,903万6,000円の増額補正をいたしております。
歳出の内容といたしましては、介護給付費準備基金積立金、過年度国庫負担金等返還金を増額しております。
これに見合う歳入といたしましては、国庫支出金、支払基金交付金、繰入金などを追加し、歳入歳出の均衡を図ったものでございます。
ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
47:
◯議長(
細川佳秀君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
48:
◯議長(
細川佳秀君) これをもって質疑を終わります。
お諮りいたします。本2件については、10人の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
49:
◯議長(
細川佳秀君) 異議なしと認めます。よって、本2件については、10人の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。
ただいま設置されました予算特別委員会の委員選任については、委員会条例第5条第1項の規定により、3番、森下みや子君、4番、森前美和君、6番、井ノ上 剛君、7番、谷井 宰君、9番、矢追もと君、11番、佐藤太郎君、15番、大保由香子君、17番、槇尾幸雄君、21番、松尾高英君、22番、奥田英人君、以上10人の諸君を指名いたします。
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日程第13 議第50号 橿原市議会議員の議員報酬等に関する条例の一部改正について
50:
◯議長(
細川佳秀君) 日程第13、議第50号、橿原市議会議員の議員報酬等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
議案の朗読を省略いたします。
提案者から提案理由の説明を求めます。樫本利明君。
(10番 樫本利明君 登壇)
51: ◯10番(樫本利明君) 10番、樫本でございます。
議第50号、橿原市議会議員の議員報酬等に関する条例の一部改正について。
本件につきましては、新型コロナウイルス感染症による市民生活や地域経済への影響が深刻化する中、一層の支援が必要なことから、令和4年10月から令和4年12月まで議員報酬の月額を減額するため、所要の改正を行うものでございます。
今後の減額については、社会状況を鑑み、毎
定例会前に議論していきたいと考えております。
なお、減額分については、コロナ対策に活用していただくようお願いします。
以上が提案理由です。議員諸氏には、ご審議のほどよろしくお願いいたします。
52:
◯議長(
細川佳秀君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
53:
◯議長(
細川佳秀君) これをもって質疑を終わります。
本件は総務常任委員会に付託いたします。
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日程第14 認第1号 令和3年度橿原市一般会計歳入歳出決算認定について
認第2号 令和3年度橿原市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定につ
いて
認第3号 令和3年度橿原市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定に
ついて
認第4号 令和3年度橿原市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について
認第5号 令和3年度橿原市共有財産処分特別会計歳入歳出決算認定につ
いて
認第6号 令和3年度橿原市上水道事業会計決算認定について
認第7号 令和3年度橿原市下水道事業会計剰余金の処分及び決算認定に
ついて
54:
◯議長(
細川佳秀君) 日程第14、認第1号から認第7号までの令和3年度決算に係る議案7件についてを一括して議題といたします。
議案の朗読を省略いたします。
市長から提案理由の説明を求めます。市長。
(市長
亀田忠彦君 登壇)
55:
◯市長(
亀田忠彦君) 認第1号から認第7号までの7議案につきまして、一括してご説明を申し上げます。
まず、認第1号、令和3年度橿原市一般会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
予算現額524億1,468万9,250円に対し、歳入決算額493億7,747万1,222円、歳出決算額464億7,955万5,508円で、差引き28億9,791万5,714円の黒字となっております。このうち、翌年度への繰越事業財源を差し引いた25億2,290万6,703円が翌年度への純繰越金となっております。
令和3年度予算について、長引くコロナ禍という状況の下、国の補正予算を受けた新型コロナウイルス感染症対策として、住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金事業、地域振興券発行事業など9回に及ぶ補正予算を編成いたしました。予算の執行に当たりましては、財源の確保、一般行政経費の削減及び合理化に努めつつ、財源の計画的・重点的配分に加え、新型コロナウイルス感染症に対応するための経費が増大することが懸念されることから、不要不急の支出を控え、執行の抑制に努めました。
決算につきましては、当初予算において大きく落ち込むと見込んでおりました市税が堅調に推移し、そのほか、地方交付税、地方消費税交付金などが想定以上の増加になり、また、国の補正予算による交付金等を有効に活用したことや社会保障関連経費における不用額の発生があったことにより、結果的には単年度収支で黒字となっております。
次に、認第2号、令和3年度橿原市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
予算現額128億9,119万7,000円に対し、歳入決算額130億2,791万3,887円、歳出決算額124億8,032万6,168円で、5億4,758万7,719円が翌年度への純繰越金となっております。
次に、認第3号、令和3年度橿原市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
予算現額19億3,242万9,000円に対し、歳入決算額18億9,574万8,568円、歳出決算額18億9,214万8,818円で、359万9,750円が翌年度への純繰越金となっております。
次に、認第4号、令和3年度橿原市介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
予算現額92億7,021万1,000円に対し、歳入決算額92億491万1,776円、歳出決算額89億1,621万7,848円で、2億8,869万3,928円が翌年度への純繰越金となっております。
次に、認第5号、令和3年度橿原市共有財産処分特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
予算現額46億8,210万円に対し、歳入決算額46億7,938万1,133円、歳出決算額25億2,724万3,976円で、21億5,213万7,157円が翌年度への純繰越金となっております。
次に、認第6号、令和3年度橿原市上水道事業会計決算認定についてご説明を申し上げます。
収益的収入29億5,298万5,864円に対し、収益的支出29億736万95円で、差引き4,562万5,769円の純利益となり、前年度繰越利益剰余金を加えた12億1,983万2,502円を翌年度へ繰り越すことといたします。
なお、資本的収入は1億8,113万138円、資本的支出は8億835万9,165円となり、不足する額6億2,722万9,027円は損益勘定留保資金等で補填をいたしました。
最後に、認第7号、令和3年度橿原市下水道事業会計剰余金の処分及び決算認定についてご説明を申し上げます。
剰余金処分につきましては、前年度繰越利益剰余金及びその他未処分利益剰余金変動額7億4,105万9,839円のうち、減債積立金へ4億円を積み立て、資本金へ3億円を組み入れる処分を行うことについて議決を求めるものでございます。
また、決算認定につきましては、収益的収入29億8,790万5,094円に対し、収益的支出25億7,495万735円で、差引き4億1,295万4,359円の純利益となり、前述の処分額を差し引いた4,105万9,839円を翌年度へ繰り越すことといたします。
なお、資本的収入は11億6,181万7,850円、資本的支出は22億5,575万7,785円となり、不足する額10億9,393万9,935円は損益勘定留保資金等で補填をいたしました。
以上が歳入歳出決算の概要でございますが、詳細につきましては決算附属書類及び決算審査意見書をご高覧いただき、よろしくご審議及びご承認を賜りますようお願い申し上げます。
以上でございます。
56:
◯議長(
細川佳秀君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
57:
◯議長(
細川佳秀君) これをもって質疑を終わります。
お諮りいたします。本7件につきましては、10人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
58:
◯議長(
細川佳秀君) 異議なしと認めます。よって、本7件については、10人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。
ただいま設置されました決算特別委員会の委員選任については、委員会条例第5条第1項の規定により、1番、大北かずすけ君、2番、西岡次郎君、5番、竹森 衛君、8番、竹田のぶや君、10番、樫本利明君、12番、吉川ひろお君、14番、
今井りか君、16番、上田くによし君、18番、
高橋圭一君、20番、福田倫也君、以上10名の諸君を指名いたします。
さきに設置されました予算特別委員会並びに決算特別委員会の正副委員長の互選を行っていただくために、本会議休憩中に予算特別委員はロビーに、決算特別委員は委員会室にご参集ください。
それでは、暫時休憩いたします。
午前10時37分 休憩
─────────────
午前10時51分 再開
59:
◯議長(
細川佳秀君) 休憩中の本会議を再開いたします。
休憩中に予算特別委員会並びに決算特別委員会の正副委員長の互選を行いました結果、予算特別委員長に谷井 宰君、同じく副委員長に森前美和君が、決算特別委員長に
高橋圭一君、同じく副委員長に大北かずすけ君がそれぞれ互選されましたので、ご報告申し上げます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日程第15 報第7号 令和3年度橿原市健全化判断比率及び資金不足比率の報告につ
いて
60:
◯議長(
細川佳秀君) 日程第15、報第7号、令和3年度橿原市健全化判断比率及び資金不足比率の報告についてを議題といたします。
報告の朗読を省略いたします。
市長から報告の説明を求めます。市長。
(市長
亀田忠彦君 登壇)
61:
◯市長(
亀田忠彦君) 報第7号、令和3年度橿原市健全化判断比率及び資金不足比率の報告についてでございます。
本件につきまして、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定に基づき、ご報告を申し上げます。
まず、健全化判断比率における実質赤字比率及び連結実質赤字比率につきましては、赤字額は生じておりません。
実質公債費比率は、前年度より0.9ポイント改善し、3.0%、将来負担比率は、前年度より14.8ポイント改善し、38.3%となっております。
次に、資金不足比率につきましては、上水道事業及び下水道事業ともに資金不足額は生じておりません。
本市におきましては、財政状況の指標となる健全化判断比率及び資金不足比率につきましては、全てが国の定めた基準内という状況でございます。
以上、ご報告を申し上げます。
62:
◯議長(
細川佳秀君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
63:
◯議長(
細川佳秀君) これをもって質疑を終わり、報第7号の報告を終わります。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日程第16 報第8号 令和3年度橿原市土地開発公社の経営状況の報告について
64:
◯議長(
細川佳秀君) 日程第16、報第8号、令和3年度橿原市土地開発公社の経営状況の報告についてを議題といたします。
報告の朗読を省略いたします。
市長から報告の説明を求めます。市長。
(市長
亀田忠彦君 登壇)
65:
◯市長(
亀田忠彦君) 報第8号、令和3年度橿原市土地開発公社の経営状況の報告についてでございます。
本件につきましては、過日、理事会で承認されました令和3年度橿原市土地開発公社の決算について、地方自治法第243条の3第2項の規定によりご報告を申し上げます。
まず、収益的収入におきましては、5,059万2,209円となっております。主なものとして、市からの買戻し等による土地売却収益が4,240万9,606円で、売却面積が2,081.86平方メートルでございます。
収益的支出におきましては、4,866万8,350円となっており、差引き192万3,859円が当年度の純利益でございます。純利益につきましては、繰越利益準備金を増額して整理を行っております。
続きまして、資本的収入におきましては、共有財産処分特別会計への借換返済資金に係る長期借入金で25億円となっております。
資本的支出におきましては、27億1,375万7,344円となっております。主なものとして、長期借入金償還金が27億1,177万4,000円となっております。
詳細につきましては、決算報告書及び附属書類をご高覧いただきますよう、よろしくお願いを申し上げます。
66:
◯議長(
細川佳秀君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
67:
◯議長(
細川佳秀君) これをもって質疑を終わり、報第8号の報告を終わります。
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日程第17 報第9号 橿原市第4次総合計画の前期基本計画に係る令和3年度実施状
況及び令和4年度実施計画並びに第2期橿原市まち・ひと・し
ごと創生総合戦略に係る令和3年度実施状況の報告について
68:
◯議長(
細川佳秀君) 日程第17、報第9号、橿原市第4次総合計画の前期基本計画に係る令和3年度実施状況及び令和4年度実施計画並びに第2期橿原市まち・ひと・しごと創生総合戦略に係る令和3年度実施状況の報告についてを議題といたします。
報告の朗読を省略いたします。
市長から報告の説明を求めます。市長。
(市長
亀田忠彦君 登壇)
69:
◯市長(
亀田忠彦君) 報第9号、橿原市第4次総合計画の前期基本計画に係る令和3年度実施状況及び令和4年度実施計画並びに第2期橿原市まち・ひと・しごと創生総合戦略に係る令和3年度実施状況の報告についてでございます。
本件につきましては、今般策定いたしました令和4年度実施計画等について、橿原市行政に関する基本的な計画を議会の議決すべき事件として定める条例第4条第1項及び第2号の規定によりご報告を申し上げます。
初めに、橿原市第4次総合計画の前期基本計画に係る令和3年度実施状況につきましては、施策ごとの評価により実施状況を示すものでございます。
次に、橿原市第4次総合計画の前期基本計画に係る令和4年度実施計画につきましては、橿原市第4次総合計画の前期基本計画で示した施策をどのように実施していくか、年度ごとの具体的な事業内容を示すもので、計画期間は令和4年度から令和6年度まででございます。
最後に、第2期橿原市まち・ひと・しごと創生総合戦略に係る令和3年度実施状況につきましては、効果検証報告書に実施状況を示すものでございます。
詳細につきましては、実施計画書等をご高覧いただきますようよろしくお願いを申し上げます。
以上でございます。
70:
◯議長(
細川佳秀君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
竹森君。
(5番 竹森 衛君 登壇)
71: ◯5番(竹森 衛君) 5番、竹森 衛でございます。
報第9号に関して質疑させていただきます。
市の職員の皆さんが力を入れて、令和3年度橿原市第4次総合計画進行管理、それから、第2期橿原市まち・ひと・しごと創生総合戦略効果検証報告書、令和4年度橿原市第4次総合計画前期基本計画実施計画、延べ486ページに及ぶ報告書と実施計画をつくられました。
そこで、市長の令和3年度の施政方針では、「みんなが活躍し、個性輝くまち」ということで、最初に、1番目にそれを施政方針として掲げていらっしゃいますけれども、実は令和3年度の施策評価シート、これで、例えば教育委員会、それから、保育に関わる施策評価シートが出されています。その中で、目指す姿の実現には努力が必要であるという、その進捗度に関してはCの評価で、その理由も述べられていますし、総合政策審議会の提言等も、それぞれ、こども未来課や学校教育課等で、そんなに輝かしい進捗度に関する評価が挙げられていません。
そこで、実際にこういう進捗度の評価も掲げられているわけですけども、実際のところ、今後、子どもの教育とか保育の問題で、この結果に基づいてどういうふうに方向づけをされていくのか。例えば、既に報告されていますように、令和4年度子ども達の教育環境整備に係る要望書が橿原市PTA連合会から掲げられています。それから、保育所・幼稚園の適正配置の問題についての要望書も、幼稚園・こども園委員会の委員長や副委員長の連名のお名前で要望書も出されていますけれども、今後、教育委員会、それから、こども未来課等で、この評価を受けて、どういう方向づけでこの施策をさらによりよい方向に進めようとされているのか、その考え方をお答えください。
72:
◯議長(
細川佳秀君) こども・健康スポーツ部長。
(説明員 北野哲也君 登壇)
73: ◯こども・健康スポーツ部長(北野哲也君) こども・健康スポーツ部長の北野でございます。5番、竹森議員のご質疑にお答えいたします。
施策評価におきまして、保育・幼児教育の部分、また、子育て・子育ちの部分で評価がCということになってございます。
まず、なぜCだったのかということのご説明をさせていただきますが、保育・幼児教育におきましては、令和3年3月に策定しました時点で、令和3年度から令和7年度までの5年間の計画において、令和7年度までに潜在的な待機児童も含めた待機児童の解消を目指し、また、保育士確保の取組や受皿をしていくというふうな計画になってございました。具体的に申しますと、質の高い保育・幼児教育のため、保育士の確保に取り組むこと、また、公私全ての保育所・幼稚園で定員まで児童を受け入れつつ、新たな受入れ施設を増やしていくこととなってございます。
令和3年度におきましては、待機児童の解消にはつながっておらず、各事務事業の成果では、活動指標・成果指標が上回る部分もあるんですけれども、目指す姿の実現にはまださらに努力が必要であるというところでC評価といたしました。
子育て・子育ちの部分につきましてですが、こちらの部分については、同様に、成果指標等達成している部分もあるんですけれども、やはりコロナによる活動制限の影響が大きく、目指していた数値には届かなかったということで、C評価といたしたところでございます。
今後、令和4年度以降どのように取り組んでいくのかということでございますが、まず、保育・幼児教育におきましては、待機児童の解消に向け、本年度から既に私立保育所の保育士確保に向けた補助金の創設、また、受入れ施設、具体的に申しますと小規模民間保育事業、また、既設の保育所さんのほうで受入れの増員を図るということで、現在、事業が進んでおります。これらのことを進める中で、今年度、年明けぐらいになるんですけれども、入所の2次調整の段階で、来年度どの程度待機児童がまだ残っているのかというふうなことも見ながら、待機児童の解消にはさらに継続して取り組んでまいりたいと考えてございます。
また、民間の保育士の確保についてですが、今のところ、まだ今年度から実施した中での成果というものは図られてはおりませんが、これも今年度途中におきましては、私立保育所のほうでどの程度保育士の確保につながったのか、それによって受入れが増えて、待機児童がどの程度解消につながるのかというようなことも見極めながら、また、さらにそれを拡充してやっていく必要があれば、私立保育所さんのほうのご意見も伺いながら、より取り組んでまいりたいと考えてございます。
子育て・子育ちにつきましては、これは、コロナの感染状況がどういうふうになるかというのはなかなか予測が難しいところではございますが、コロナのほうの感染状況が落ち着いてきましたら、市民への啓発等も含めまして、より手厚く相談等に取り組んでまいりたいと考えてございます。
以上でございます。
74:
◯議長(
細川佳秀君) 教育委員会事務局長。
(説明員 栗原照仁君 登壇)
75: ◯教育委員会事務局長(栗原照仁君) 教育委員会事務局長の栗原でございます。5番、竹森議員のご質疑にお答えいたします。
ただいまお尋ねいただきました令和3年度の施策評価につきまして、学校教育の分野についてお答えさせていただきます。
この学校評価の施策分野には、14の事務事業に分類されておりますが、その中で、資料の11ページにあります施策評価シートにも記録されておりますように、目指す姿の実現に効果があったと評価をしている、高いものから順番に5つ表示されております。上から順番に、教育施設再配置事業、2つ目にいじめ・不登校対策等生徒指導事業、3つ目に学校運営事務、4つ目に小中学校教育課程充実事業、そして5つ目に学校給食事業となっておりますが、審議会の委員の方からもB評価ということで一定の評価を受けておるところではございます。しかしながら、国が推進するGIGAスクール構想を実現するために、1人1台のパソコンや高速通信環境の整備をほぼ終えてきたところではありますけれども、教員側のスキルの向上が伴わないと効果を上げることができないことから、教員がICTの活用が有益なものになるということを理解することや、様々な研修機会を通じましてICTの効果的な活用に取り組んでいく必要があると指摘もされております。
また、全国学力・学習状況調査におきましても、奈良県は全国的にも平均を下回っており、橿原市も同様ではございますが、学力を身につけることは、子どもたちが将来やりたいことを実現するためには大切なものでございます。その学力を身につけていけるように、日頃の学校における授業改善を進めていくことが必要になります。そのためには、教員の働き方改革を進め、教育に専念できるよう環境整備をしていきたいというふうに考えております。そしてまた、授業についていけない子どもさんなどに対しましても、「かしはら校外塾」など、元教員の方々などの協力を得た事業の拡充などにも努めてまいりたいと考えております。
先ほどお述べいただいた保育所・幼稚園の適正配置につきましても、目指す姿実現のために、保護者ニーズを十分に把握しながら、関係者の理解を得ながら進めてまいりたいというふうに考えております。
総括して申し上げますと、現下の課題としまして、市の予算に占める教育費の割合が他市と比べて低いという指摘もございます。目指す姿実現のためには、財源と教育を支える人員の増加も必要と認識しておるところでございます。今後、より一層の充実を図れますように努力してまいりたいと思っております。
以上でございます。
76:
◯議長(
細川佳秀君) よろしいですか。(「はい」と竹森君呼ぶ)
ほかに。
(「なし」と呼ぶ者あり)
77:
◯議長(
細川佳秀君) それでは、これをもって質疑を終わり、報第9号の報告を終わります。
以上で本日の日程は全て終了いたしました。
お諮りいたします。本日はこれにて散会し、9月5日から9月14日まで本会議を休会とし、9月15日午前10時に再開いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
78:
◯議長(
細川佳秀君) 異議なしと認めます。よって、本日はこれにて散会し、9月15日午前10時に再開することに決しました。改めて再開通知はいたしませんからご了承願います。
それでは、本日はこれにて散会いたします。
午前11時11分 散会
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